仕事と今のあなた
今のあなたは、物事が現実化してきている、形になろうとしている、形になったところ、という感じ。現実的で、安定した道を歩もうとする始まり、計画してきたことが具体的な形になろうとしています。このまま続けたいのであれば、方向性は間違っていないはず。
ソードのカードが多いので、今は少し頭でっかちで理屈っぽくなってるところがありそうだけど、それもあなたが思考と行動、努力を築いてきたからこそなのでしょう。そこは誇りつつも、でもやっぱり、論理や言葉、合理性ばかりに囚われず、情感というか、人や自分の心の豊かな泉みたいなものの存在も忘れないで意識してほしいところです。清も濁も混ざり合ってる人の心を。
顕現している事としては、「星」。リラックスして、脱力している様子。肩ひじ張らず、純粋な思いがあるみたい。最終予想は、ペンタクル4。そんな今を守りたい、頑張らなきゃとは思いつつも、変化はあまりしたくなさそうな様子です。
相談者の願望は、ペンタクルのペイジ。これも、自分のために、若々しい純粋さで、手ごたえを感じたいとかやってみたい、という思いが強そうです。
でも、チャレンジしなきゃとか、頑張ろうという気持ちがあるなら、やっぱり嫌にならない程度にやるのも1つ。今のあなたへの影響としてペンタクル5。自己肯定感の低さ、みんなみたいにはなれない、と、自ら目をふさぎ、心を閉ざしてしまっているような所もありそう。助けてくれる人はいますし、考えれば手段もなくはないはず。人の助言に耳を傾けて良いし、あなたもあなたが思い描くような「みんなみたいに」なってよいことを許してあげてくださいね。
近未来の場所は「悪魔」。直視したくない、自分の弱いところ、生々しい欲望、そういったものに囚われているような感じを覚えるかもしれません。でも、そういう時こそ、自分の欲深さと向き合える時。欲深いこと自体は、現実に悪影響が出ていないのであれば、それ自体はあって仕方のないもの。もっと言えば、あってもいい、自分の一部。自分の一部を無暗に攻撃しないように。無いものとしたり、否定するほど、あなたの中の悪魔は疼き、あなたに気付いてもらえるまで黙りません。そこにいるんだな、って、見止めてあげればいいだけです。そして、そういったものと向き合えた時が、本当の成長になるはずです。人間としての奥深さを兼ね備えるような。そんなのいらない、手っ取り早く分かりやすい成功が欲しい?であれば、その成功のためにも。。
今のあなたは、誰かのために言葉を尽くしつつ、心の微妙な動きも察知して受け止めてあげることができそうです。水面のような心を察知したら、自然と相手のための言葉が紡げるはずです。リラックスしてる状態を活かし、良いも悪いも受け止めている自然なあなたで、対峙してみてください。
現在の相談者:ペンタクルエース
影響している事:ペンタクル5
過去:ソードキング
近未来:悪魔
顕在意識:星
潜在意識:愚者
おかれている立場:ソードクイーン
周囲の状況:ソード2
相談者の希望:ペンタクルペイジ
最終予想:ペンタクル4
頑張らないと好かれない…?「女教皇」と「女帝」のカード
こんにちは。
落ち着かない世の中の雰囲気もあってか、
はたまた私の力不足か(←90%それ)、
最近MIRORさんからのご依頼はめっきりと減りました。
ご注文下さったリピータ様、わたしを見つけてくださったご新規様、
本当に有難く思うばかりです。
あとは、このブログの最初の記事、
まさに、お店で言うなら玄関に、
「骸骨」をぶら下げていたからでは!?(;´Д`)
ということに、2週間くらい前に気付いたのです。
福沢諭吉さんの名言ですね。
人の表情は家でいえば玄関のようなものだ。(中略)
賢人のマネをして、ことさらに渋い顔をするのは、
戸の入り口に骸骨をぶら下げて、
門前に棺桶を置いているようなものだ。
一部改変
あわわ:(;゙゚''ω゚''):
失礼いたしました・・・
なので、今回は、「死」の話ではなく、
繁栄や実りのお話を・・・
頑張らないと好かれない…?「女教皇」と「女帝」のカード
「彼のため」「友達のため」「職場のため」「家族のため」…
そこで、受け入れてもらうために、上手くやっていくために
みんな少しずつ、自分の形を変えたり、
自分の本当の気持ちを押し殺したり、
見ないふりをしたりしながら、
現実の生活を送っています。
確かにそうすると、欲しいものが手に入ります。
欲しいもの・・・彼氏や友達、居場所、信頼や社会的な評価、給料など、が
手に入ります。
これらそのものが欲しいとは思います。
でも。
本当に欲しいものは、これらを手に入れることで得られる、『安心』かなと思います。
でも、それって、『(みんなと一緒だから)安心』である場合もあります。
『みんなが持っているモノ』を持っていて、みんなと一緒だと、ほんとうに安心。
みんなと一緒、みんなで目指す、人としての高い理想…
Ⅳ・教皇の世界観です。
でも、正直なところ、誰にも咎められないとしたら、
あなたは身近にいるその人のこと、正直、好き?嫌い?
そういう扱いをされることって、正直、快適?不快?
社会の常識とかは無視して、『自分にとって』が大切。
これ、タロットの「Ⅱ・女司祭」の世界観。
言葉にならない、でも確かに自分の中に存在を感じる何か。
『好き嫌いをしてはいけません』『みんなと仲良く』『常識的に、道徳的に…』
私たちには、このような感覚が刷り込まれていますけど、
本当は、好き・嫌いって、あなたという身体から発するどうしようもないもの。
「道徳的に正しいのは分かるけど、わたしそれ嫌いなの」というもの。
それは、あなたの核となる部分。
現実に適応するために、ここをごまかし続けているのって、
本当の自分を、自分で痛めつけているのと同じこと。
可能な限り、自分の感覚を大切に。
嫌いなこと、イヤな事、まわりにちゃんと言えていますか?
嫌われることを恐れて、言えないことが多いかもしれません。
でも、たいていの場合は、少しくらい言っても大丈夫。
そりゃ、面と向かってあなたが嫌いと言う必要はありません。
礼儀に反してしまいます。
「そういう発言は私の前ではしないで」「わたしタピオカ嫌いなの」
大きなことから日常の事まで、
自分の身体の反応に、よく耳を澄ませて、大切にしてあげてください。
このような自分の核は、あなたという人の繁栄の種みたいなもの。
「Ⅱ・女司祭」で大切にした自分が、「Ⅲ・女帝」で、花開き、実ります。
このゆったりと座る女性のように・・・
それは、努力とか頑張ることではなく、
生き物としてのあなた自身が発する、
身体とそこに宿る心からの生命力。
こうしたい、ああしたい、あれが欲しい、楽しい、嬉しい、という
生命としての身体から発する衝動。
これ大切にしてほしいです。
「女帝」のああしたいこうしたいは、
植物が実りを付けるのと同じこと。
義務でもなければ権利でもない、生き物として自然に生きた故の実り
しっかりと満たされたうえでの「こうしたい」は、
『単にしたいからするだけ』になります。
相手に、見返りを求めるような感じが伝わってしまったり、
自分の欠乏したものを埋めるためのものではなくなります。
本当は、
頑張らなくても、
女を磨いたり男を磨いたり、
母として父として育児本を読み漁ったりしなくても、
あなたは今のままで十分に豊かで愛されていいんです。
それが「Ⅲ・女帝」からのメッセージ。
そういう世界観があるということを、頭の片隅に入れてみていただけたらなぁと思います(^^)
お読みくださり、ありがとうございました。
骸骨の古今東西
タイトルの主語大きいですけど、そんなに物知りじゃないです。
わたくしの個人的な興味・関心の範囲内の、がいこつのお話…
そういえば、春の芽吹きも、冬という“死”(に見える現象)のあとに、訪れるんですね…
四季も身体も、死と再生(破壊と創造)を常に繰り返している。
そんな世界観は、福岡伸一氏「生物と無生物のあいだ」で、科学的な視点から楽しむことができます。
***
なぜ骸骨の事を書きたくなったのか。
たぶん、引き金は、新型コロナウィルスの流行です。
**
ヨーロッパの歴史が好きな私は、感染症と聞くと、やはり14世紀のペストの大流行が想起されます。
学校の授業などで、ペスト(黒死病)の名前は聞いたことがあると思います。
この時も、十字軍や商人などの人の往来の活発化による感染の拡大だったようです。
下のような、ペストを防げるとされたマスクをしている医師の写真が有名です。
※当時の人達は真剣だったはずです
人がめちゃくちゃ死んだ時代でした。
ヨーロッパの全人口の30~60%の人が亡くなったそうです。
(Wikipediaより。数値にずいぶん開きがある感じもしますね)
ただ、そんなパンデミックの中で、“死なない人もいる”、というのもまた、
生き物としてのヒトとして、大変興味深いですよね。
(ちなみに、私はまだインフルエンザに罹ったことがたぶんありません。恥ずかしながら、予防接種もしたことがありません。不思議ですね。いつか痛い目見そう…)
話が反れましたが、人がどんどん死ぬ・・・
ただでさえ、昔の人達って現代人よりも死が身近だったとは思うのですが、
病気の流行によって、さらに死が身近となり、
誰にでも…つまり、神父でも、王でも、貴族でも、農奴でも、
敬虔な信者にも、不真面目な信者にも、
真面目に働いていても、サボっていても、
死というものはランダムで訪れるんだ、という感覚が広がったようです。
骸骨は、死の訪れの象徴。真ん中の帽子をかぶった人は、たぶん聖職者級の相当偉い人。偉い人にも、無差別に、死は手を引いていく…
子どもにも、病気の者(当時の被差別者?)にも、騎士などの貴族階級にも、庶民にも…
このような絵がたくさん描かれたようです。
上記は、このような時代背景を元に沢山描かれた『死の舞踏』というテーマでの版画絵。
そう、死は、当時の人にとっても現代の人にとってもやはり怖いことですが、
上記のガイコツたちは、おどけたひょうきん者にも見えます。
がいこつだけど、貴族が社交場で踊るようなダンスをしてたり…
軽やかそうです・・・骨だけに。
そう、がいこつに象徴される『死』は、どうやら、古今東西、生きている時よりも“軽やか”になることが多いようです。
※彼なんて、身も心も本当に軽やか。(ONE PIECE:ブルック)
↑ 日本のおばけ(?)、狂骨。
私の大好きなミステリーシリーズの登場人物、京極堂によると、
古今東西、本来骸骨というものは、
野ざらしになって、骨になっても、相変わらず縁のあった人を怨んではいるけど、
湿っぽく祟ったりはしないんですって。
よく笑い、よく唄うのだとか。
骸骨は、現世の執着から逃れた、その人の真の姿を意味する記号だったのでしょうね。
**
骨と対比されるのは“肉”。その肉に象徴されるのは、
肉欲という言葉もありますが、欲とか執着。
エゴとか、「こうなってほしい」「こうあるべき」という強い願望。
でも、お肉は美味しい…。欲があるから、生が楽しくもあるわけで。
欲を持つことも、時に欲を手放すことも、軽やかにできるようになりたいものです。
死んで骨になるとは、そういう欲や執着が、良くも悪くも自然に帰ってしまい、自分から削ぎ落とされてしまうこと。
それでも、骨は残るんですね。
今あるこだわりを手放しても、
あなたという“骨”、芯は無くならないんですよ。
失くせない、とも言えるかもしれません。
わたしはわたし、という根幹の部分ですね。
「手放して軽やかになる」…タロットの「死」にも、そういう意味合いがあります。
肉の部分…欲や願望は、裏を返すと『こうじゃないといけない』と自分が信じているもの、思い込んでいるものでもあります。
そういうものを手放すのはとても怖いです。なぜなら、自分がそれにすがっている面もあるから。
アイデンティティとして、自分の一部を構成していることもあるから。
でも、
今のあなたの状況に合わなければ、手放しでも大丈夫。
手放して、空いた空間には必ず新しいものが入ってきて、
ちゃんと融合していけるはずです。
お読みくださり、ありがとうございました。
またまたお久しぶりの更新です…
こんにちは。
******
今日は、
『タロットカードと自分の体調不良について』
書いてみようと思います。
なんてことはないです、すんごく体調が悪かった時に、
これどういうことだろう…とタロットの大アルカナを1枚引いてみただけのライトなお話です。
女性特有の、人によっては体調不良をもたらす周期で来るもののお話です。
苦手な方はご退出を。m(__)m そんながっつり話しませんが…(^^;
私個人は、生理を女性だけのものとして囲うような感じ(よって誰かが排除されるような感じ)は避けたい思いがありますが、
苦手な方や、いらっしゃる場所によっては読む気にならないこともあるのもよく分かります。
少し前は、老舗百貨店店員の生理マーク表示も話題になったりしました。
私個人は、賛成寄りの否定派ですが(どっちだ)、
ちまたで話題になること自体が大事なのだろうと思っております。
これまでの人生、PMSも生理痛も、人並みです。
PMSについては、精神的な不安的さはほぼ自覚がありません。
一定でいるつもり・・・(^^;
もともと、身体からの訴えをアドレナリンで無視できる方だと思います。
痛み、熱、尿意、空腹、便意…仕事に行こうとすると、交感神経優位で“平気”になれてしまうんですね。言い方を変えれば、健康体、とも言えそうですが…。
戦士みたいに働く上では便利なのですけど、
身体にとっては絶対に良くない。
そのうち、自分の心が何を求めているかさえ、感じられなくなるので、
(例えば、何を食べたいか、とかが無い)
こんな傾向があるなと思う人、いらっしゃったら要注意です。
身体からのサイン、聞いてあげることからが、自分を大切にすることです。
そんなこんなで、PMSが分からないかもしれない私。
また、生理痛は、市販の薬を飲めば、痛みが治まる程度です。
便秘がちで、生理前は特に出にくくなるので、長年気を付けてはいたし、今回も特段便秘だったわけではないのですが…
1日目の夜中、腹痛で目が覚め、トイレへ。
最初は、がまんできる程度の、お腹がよく動くなぁみたいな腹痛だったのに、
そのあとどんどん悪化し、その後40分、さむーーーいトイレの中でのたうち回りました…。
汚い話ですみませんが、
お腹も下っているのに、吐き気も始まるんですね…。
顔からも手からも血の気が引く。寒さもそれを促していたと思いますが、寒さを何とかする余裕もない。
あーー始まったコレ。人生では、すでに数回目。でも辛い。
何とか乗り切って、40分で布団に帰れたのですが、
その後も、消化管と言うか胴体の内側が、ズタボロなかんじ…。
もう何なのこれ…と思って、タロット引いてみたら、
12番「吊るされた男」
あぁもうほんと、その通り…
このことは、私にはどうにもならないのね…
と、諦めて、痛みが引くまで2、3日、大人しく病人でいました(^^;
☆
「吊るされた男」は、どうにかしたいことがあるんだけど、
あなたのその“どうにかしたいと思う希望”と、現実は、
もはや合っていませんよ、という意味のカード。
どうにかしたいと思うのは、自分のエゴの部分。
絵柄の人物の頭が光っているように、頭で考える希望と言っても良いかもしれません。
今回のわたしの場合は、腹痛や体調不良をどうにかしたい思い、でしょうか。
でもそれは、どうにもならないこと。
吊るされて、静かにじっと、心がそのことを分かるまで、大人しくしているしかない。
そうしているうちに、ちゃんと、心の中の捨てるべきものが、自分の中で分かってきます、という流れになっています。
13番「死」に至るんですね。
身体で言うなら、デトックスでしょうか。
生理ってデトックスって言いますよね。
不要なもの、流して捨てていく過程。
これまで、自分の一部だったものを捨てるので、多少の怖さもあります。
でも、捨てて余白を作るから、新しい何かを受け入れられたり、
新しいものを作り出せるんですね。
「死」のカードは、心のデトックス。
身体だって、その細胞は毎日死に、毎日生まれ変わっています。
それなのに、自分の姿形は維持されているのって、なんか不思議ですよね。
心もそうです。
こだわっていたものを捨てても、
“自分”って、なくならないし、
ダメでもないし、欠けてしまうわけでもないし、損なわれるわけでもないのです。
むしろ、要らないものを捨て去った後の、
きれいで純粋な自分を見つけるかもしれません。(^^)
タロットで、一見『怖い?不吉?』とされる、
「吊るされた男」と「死」のお話でした。(^^)
お久しぶりの更新になってしまいました(^^;
こんにちは
今日は、ひとりごとです。
私は結構音楽が好きなのですが、
タロットを始めて、タロットのスートの1つであるソードと、
宇多田ヒカルさんの『Deep River』に出てくる“剣(ツルギ)”について、
思うことをつらつら、取り留めなく書いた記事です。
宇多田ヒカル『Deep River』と剣
高校生の頃、この曲の歌詞を聞いて、ハッとしたものです。
鬱々としていた高校時代、
深く沈みたくてこれを聴くことも、
そういう気分じゃないから飛ばすこともあった曲。
韻を踏んだ歌詞の中では、やっぱり‘剣と剣’。
剣と剣が ぶつかり合う音を
知る為に託された剣じゃないよ
そんな矛盾で 誰を守れるの
私はどちらかと言えば、
自分が人を傷付けたり、人に害を与えることの方を気にしていたので
(人に嫌われたくないから、というのも勿論そうなのですが、
私は気をつけてないとやらかす、という意識がすごくあった。
意識だけは…、、)
なので、この歌詞で、
人はみんな最初から剣(ツルギ)を持ってるんだ、と
傷付けちゃう可能性は誰もが持っているんだ、と、
なんだか気付かされました。
人を傷付けずにいることを諦めたというか。
最初から持っていて、手放せないのだろう、だから、
気を付けるべきなのはみんな同じで、
するべきは、刃先が誰かに向かうことのないよう注意する事、なのだろうと、
漠然としたところから、少し、楽にもなった思いが残っています。
時には流れを変えて 何も持たずに・・・
どこでも受け入れられようと
しないでいいよ
自分らしさというツルギを皆 授かった
剣は、心に持っているだけでよいもの。
ワンピースで、赤足のゼフが言っていた、腹にくくった杭にも重なります。
また、
いざという時には、圧倒的な悪から自分を守る為にも使うのかな…
(残念ながら、そういう悪意が存在し、出会う可能性があるのも現実)
本当に優れた刀は、
刃先を物に当てても、
刃物の持ち主が、切りたいと思った時に切れ、
切りたくない時には切らないのだ、なんていうような言い回しも
ワンピースで読んだような。
(マンガも好きです(^^))
そんな覚書でした。
ありがとうございました。
宇多田ヒカルさん、椎名林檎さんはずぅっっっっっっと好きです。
あ~!年末の紅白が楽しみだ~!
(↑林檎さんが出演するつもりでいる)
占い:お互い家庭を持つ者同士、難しい恋愛
※一般的には許されない恋ですので、
閲覧は自己責任でお願いいたします。
このブログは、関係の是非を判断する場ではないということを、
予めご了承ください。
ブログにご訪問くださり、ありがとうございます。
いわゆる、W不倫のご相談を占わせていただきました。
お互い家庭を持つ者同士、難しい恋愛
◆◆ ご相談:A様 ◆◆
私は主婦で母親で妻でもあります。
好きな人がいます。約20年前、お互い独身の頃にお付き合いをしていた人で
5年前に偶然再会をしました。
今 相手の方にも 奥さんも子どももいます。
彼は20年前の2人の付き合っていたときに
話をした内容(誕生日まで)をこと細かく覚えてくれていたりしました。
再会してからのこの5年間 最初はマメに会っていましたが、
すこしずつ 会う回数も減っていきました。
もう会うのはやめようと彼から言われ、その言葉で彼から離れました。
しかし 三年ほど過ぎたころに、また彼から連絡がありました。
今では年に2回ほどしか 会えてません。
連絡は会う前にしかなく、私から連絡してもスルーです。
仕事が激務はわかっていますが、連絡くらい‥と思ってしまいます。
どうしても 彼と一緒にいたいんです。
独身の時には 彼に追いかけられる側でしたが、今は逆になってしまいました。
以前のように、愛されている状態で安心していたい。という気持ちがあります。
これから先 どうなっていきますか?
よろしくお願いいたします。
◆◆◆
ご相談をくださること自体、とても勇気の要る事だったと思います。
『彼の気持ちと今後』
“今は追いかける側”とのことですが、
四柱推命で簡単に見させていただくと、
確かに3年前くらいから56歳くらいまで、
男性に翻弄されやすい時期となっており、お辛いと思います。
◆
現状として、ご相談いただいた通り、自分が会いたい時に連絡し、
A様からの連絡に返事はしない等、
“彼にとって”無駄のない関係なのかな、と思わせるカードです。
彼は優位な立場で、頭脳派。考えてからの行動も素早く、
A様は彼に合わせて素早く対応することを求められているような感じです。
近未来の展開ですが、今の辛くもどかしい状況が好転し、
希望が生まれそうなカードが出ました。
絵柄としては怖いのですが、
突き刺さるような痛みを伴う厳しい状況を乗り終えた先に、
夜明けを思わせる新しい展開があるかもしれません。
辛い思いをしてきたことが報われる暗示です。
彼がA様を今はどう思っているのか。まず、内面ですが、
太陽の逆位置が、以前のような、元気で生き生きとしたA様ではないな、と
思いがありそうです。
再会した時に、A様の誕生日や懐かしい日々を細かく覚えていたり等、
彼の中での以前のA様は、太陽のような明るい存在だったことを思わせます。
その印象が強そうです。
A様の④外見については、落ち着きのある、豊かな女性と思っているようです。
主婦、とのことですが、家庭を持ち、女性としての成功をおさめ、
自信があって、気持ちに余裕がある人だと、彼は思っているのではないでしょうか。
彼の状況ですが、2人の関係に葛藤を抱えつつ、
その場しのぎでなぁなぁにし、A様の気持ちに向き合えていないようです。
行き詰まりを感じていて、愛情の方向がどっちつかずです。
彼の願望ですが、A様に対して、乱されている、という思いがありそう。
混乱を巻き起こされる、というような、、
だけど、彼にそれを避ける意思はあまりなさそうです。
巻き込まれ、心を奪われたい、という思いが隠れていそうです。
アドバイス:感情的にならないように気を付けると良さそうです。
お相手を表すカードは、知恵や理性を象徴するソードばかりなので、
なんとなく、感情的にすがられることを嫌がりそうです。
A様の状況にも出ている通り、
A様は愛する力にあふれ、純粋に彼と理解し合いたい気持ちをお持ちです。
様々な葛藤を(否定せずに)脇に置き、そのひたむきな気持ちに集中し、
苦しいとは思うのですが、
A様が落ち着いた態度で自分の芯をしっかり持ちつつ、
彼のありのままを受け入れる姿勢が良さそうです。
彼に合わせ過ぎて利用されないよう気を付けてください。
難しいですのですが…
◆引き足し
彼の気持ち:ソード9
A様の気持ち:ペンタクルス7・逆
彼は、2人の関係について、後悔や苦しい気持ちもあるようです。
彼がA様に向き合えていない状況は、
A様との関係が、彼にとって苦しさを伴うものだからかもしれません。
また、過去を見るよりも、2人の今後の関係の在り方について、
前向きさを意識すると良いです。
お2人の状況として、難しいものはあるのだと思いますが、
ある意味割り切るというか…
◆
〇まとめ
繰り返しになりますが、彼はA様を、落ち着きのある女性だと思っているようです。
そのイメージのまま、彼が感じている行き詰まり感や抱えている苦悩を
軽減するような働きかけが良さそうです。
感情的になるのではなく、
真摯に、実直に、A様の純粋な愛情を差し出してみるのはどうでしょうか。
苦悩し、疲弊した彼の精神にとって、それが癒しとなるように思えます。
また、今後の二人の関係について、
彼にとって無理のないような展望とA様の純粋な気持ちを示せると、
彼にとっては会うハードルが低くなるようです。
会えれば、働きかけるチャンスですので。
苦しみを乗り越えた先に、新しい展開がある可能性があります。
占いは以上となります。
〇A様より、ご感想 m(__)m
早々に鑑定いただきありがとうございます。
こんなに 詳しく見ていただいたのが初めてで嬉しいです。
彼の現状など わからないことなど
教えていただきありがとうございます。
前向きに生きていきます。
当たっているところが何ヶ所もあり、鳥肌がたちました。
お願いして良かったです。
機会がありましたらまた よろしくお願いいたします。
◆
とても嬉しいお言葉、本当にありがとうございます。
大変励みになります。
A様が自己開示をしてくださったので、読み取ることが出来ました。
楽しみを見つけて、お元気にいてくださることを願っております。
この度はご縁をいただき、誠にありがとうございましたm(__)m
占い:近い将来、結婚できる可能性はありますか?
こんにちは。
占いの参考例をご紹介いたします♪
近い将来、結婚できる可能性はありますか?
◆◆ご相談:A様◆◆
初めまして。
40歳の女性です。
いい歳して申し訳ありませんが、近い将来
結婚出来るかの未来をみて頂きましたら幸いです。
私自身としては、焦りもあり諦めもある感じですが
希望があるのか聞いてみたいです。
どうぞよろしくお願い致します。
◆◆◆
全く申し訳なくありません。
『今年~再来年の間に、結婚に繋がる出会いがあるか』
ご相談文にありましたように、
結婚への焦りやプレッシャーがございます。
また、仕事などを抱えて重圧を感じ、結婚に気持ちを向ける余裕がなさそうです。
家族から感じる結婚の期待、A様にかかる仕事の期待、
自分の人生への期待や目標も全部抱える
“しんどさ”が、お悩みの原因のようです。
今後について:
3人の男性が待ち受けているかのような並びになりました。
カードを見ていただき、周囲に似た雰囲気の男性が思い浮かんだりしますか?
②今年:マジシャン
アイディアや創造性が豊かで、
主体性と行動力を持った人とご縁がありそうです。
新しい事にも躊躇せずにトライするような、有望な人。
フレッシュな若者かもしれません。
③来年:カップの9
実力で地位と富を築いた、少し自信家っぽい男性とご縁がありそう。
大きな目標を達成し、人生を楽しんでいる、思いやりのある人。
もしくは、A様の念願が叶う年になる可能性があります。
④再来年:ワンドのキング・逆
少し強引な人。こちらをコントロールしてくるかのような人。
自分の意見を悪い意味で曲げずに通そうとする人、とのご縁を暗示します。
キングはだいたい36歳以上の男性、とすることがあります。
他人、しかも大人を変えるのは難しいので、今年か来年が良いかもしれません。
⑤アドバイス:
例えば、10本抱えているモノを1本にする、というのはいかがでしょうか。
諦めもある、とのことでしたが、
9本を諦めるということではなく、
人生において本当に重視したいことを、
今一度、精査するような感じです。
ワンドは野心、情熱、何かをしようとする強い意志を象徴します。
原因の場所にもワンドが出ているように、
A様は、とても責任感がある方のように思えました。
その、良さはそのままに、
結婚は最終的には目指すのですが、
A様が最も大切にしたい、芯みたいなのを一本、心に持つと、
思考もシンプルになりますし、魅力的が高まりそうです。
そして、そういう考え方に共鳴する男性が現れそうな暗示です。
ワンドのエースは、新たな挑戦を意味するカードです。
気持ちを新たに、ご自身に人生の充実を一番の目的にして、進んでみてください。
A様について
過去においては、目標や夢の実現のために決断し、
行動したこともおありでした。
しかし、現状は、何か想定外の不運に見舞われたような暗示です。
なぜか物事がうまく運びませんでした。
A様としては、周囲の人を大切にしながら、人生を楽しみ、
ゆったり生きていきたい、という思いですが、心の奥には、
不公平な扱いを受けてきた、という不満を抱えていそうです。
そして、A様は周囲からの称賛を得て、
堂々としていないといけないような立場を示すカード(⑦)。
先のスプレッドで出たワンドの10とも重なります。
A様は大変な思いをしているけど、周囲からは称賛されていて、
本当は苦しいのに、周囲に弱さを見せにくい状況がありそうです。
ですが、内面では、誰かに頼りたいし、自信があるわけでもない。
重い責任も望んではいらっしゃいません。
ゆったりと落ち着いた生活を望んでいるのに、
最終予想の場所は、カップのナイトの逆位置です。
世を憂い、心を閉ざして空想的になってしまいそうなことを表します。
アドバイスは、冷静に考え、果敢に行動するイメージを持ってください。
もしくは、理性的で行動力のある男性が助けてくれる可能性もあります。
難しいかもしれませんが、頼るといいのかもしれません。
まとめ
2つのスプレッドを通じて、
いわゆる女性的な雰囲気のカードが少ないのが印象的です。
それがA様の素敵な所です。
A様は、『女性だからこうしていなきゃ』
『女だし、ここまでしなくていいでしょ』とか思わずに、
仕事を断ることなくひたむきに取り組んできた方なのかな、と思いました。
男性は、頼られると、自分を必要とされているように感じて嬉しいそうです。
上手く頼ってください。
周囲(男女問わず)は、A様の力になれて嬉しいはずです。
占いは以上となります。
貴重なご縁をいただきまして、ありがとうございましたm(__)m
※すべて許可を得て掲載しております